Python入門者の集い #6 で15分のトークをしました
Python入門者向けハンズオン #6 にTAとして参加したご縁で Python入門者の集い #6 の招待講演枠を頂き、15分のトークをしてきました。
会場
会場はG's Academyさんというエンジニア養成学校さんでした。古いビルをリノベした感じの場所で、とてもおしゃれな会場でした。
おしゃれな会場でこれからエモい話します #pynyumon pic.twitter.com/2WlJZSDYCN
— nobolis (@nobolis_) 2018年1月16日
トークの内容
過去の招待講演を見ると、わりとエモい話が多そうだったので、完全にポエムにふりきった内容でお話ししました。これまでのPythonにまつわるあれこれを振り返り、なぜ短期間で、スキルレベルが断トツ高いというわけでもない私が書籍を書くに至ったかという内容です。
ほんとうは、自分のイベント参加記録を分析して、参加回数の積算グラフとか出したかったんですが、予想外の飛び込み仕事に追われてしまい、用意できませんでした。後日のLTネタとしたいと思います。
www.slideshare.net
トークふりかえり
客層をきちんと把握できていないときは初心者、あるいは情報を知らない人向けに作るという鉄則を守らなかったことを反省しています。
途中で質問した時にJupyterを知っている人がほとんどいなくて、しまったと思いました。Jupyter、Jupyter Notebook、PythonユーザのためのJupyter[実践]入門 とは?Jupyterを使えるとなにがうれしいの?ということをきちんと解説すべきでした。
「もくもく会」という用語も聞き慣れない人が多かったようです。用語は気をつけないといけないですね。
補足として説明しておくと、Jupyter NotebookはPythonを使ってデータ解析や機械学習をやるときにとても便利なウェブブラウザ上で動作するインタラクティブな開発環境です。
PythonユーザのためのJupyter[実践]入門 ではJupyterの環境構築からデータ解析ツールpandasの使い方、可視化ツール Matplotlib, Bokeh の使い方、Jupyter Notebookのクラウドでの利用法について詳述しています。
- 作者: 池内孝啓,片柳薫子,岩尾エマはるか,@driller
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/09/09
- メディア: 大型本
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イベントでも話題に出たshinyorke さんのブログでもオススメして頂いてます!
また、「もくもく会」については「ゆるっと集まって自分の作業(コーディング)をする会」という感じです。ちょっと検索したところ、わかりやすくまとめたQiitaのページがありました。
もくもく会は会によって雰囲気が少しずつ違うので、いろいろと参加して自分にあったところに定期的に通うことをオススメします。
なお、私の気に入っているPythonのもくもく会は以下の3つです*1。
PyLadies Tokyoでも年に数回もくもく会を開催しています。
pyladies-tokyo.connpass.com
書籍贈呈
発表中に書評を書いてくれる人にPythonユーザのためのJupyter[実践]入門 を差し上げます!と申し上げたのですが、手を挙げてくれる人はおらず。
しかし、懇親会で何名かの方から欲しいと声をかけていただきまして、最終的に3〜4名くらいが手を挙げてくれました。
じゃんけんでかった方に書籍を贈呈し、贈呈式の写真をとったのですが、顔出しNGか聞き忘れたし、けっきょくお名前を聞けなかった...もしブログ読んで写真OKだったら連絡ください。
なお、じゃんけんで負けたお二方からは「自分で買います!」といううれしい言葉をいただきました。どうもありがとうございました。
埼玉でもくもく会開催を検討中という話
最近移動時間を短くしてもくもくタイムを伸ばしたいと思い、家からわりと近い越谷レイクタウンでもくもく会をやろうか検討中だったので、興味ある人は声かけてくださいと最後のスライドに入れました。
その結果、何名かの方から反応をもらったので*2、具体的に開催を検討しようかと思います。
他の方のLT
後ろの方にいてよく見えなかったところもあるので、ひとつひとつに対してはコメントできないのですが、みなさんクオリティが高いLTをされていて、LTのプロですか?というかんじでした。 スライドはもちろんのこと、笑いをとるスキル、声の大きさ、パッションというかテンションの高さというか。みなさんすごかったです。見習いたいです。
LTに対して技術的なアドバイスをできたらよかったのですが、データ系のごく限られた範囲のこと以外はからきしダメなのでお役にたてなかったのは申し訳なかったです。
さいごに
発表の最後にTake Home Message として、
- 「自分がやりたいこと」をやろう
- もくもく会に行こう
と申し上げましたが、必ずしもなにか1つのプロダクトを作るという意味ではなく、気になるライブラリのコードを読破するとか、PyQのクエスト全制覇するとか、写経一冊終わらせるとかそういうことも含んでます。
とりあえず、自分なりの課題を持ってもくもく会に臨むと得られるリターンが大きいと思う、ということですね。 ぜひご自身の課題を決めてもくもく会に参加してみてください。
それでは、主催者のみなさん、参加者のみなさん、どうもありがとうございました。 またどこかのPythonイベントでお目にかかるのを楽しみにしています!
おつかれさまでした!:)#PyNyumon pic.twitter.com/PEQDyHi1hx
— afroscript@3/23&24はMANABIYAですよ (@afroscript10) 2018年1月16日